かすみ草の恋

アラフィフの今、出逢ってしまった運命の人。
お互い家庭がありながらも、最後の恋人として大切に愛を育んでいます。

バイオリズムがシンクロする幸せ

トシは建設関係の自営業をしており、
社員数十名を抱える社長さん。


T:「社員をこき使って
自分は椅子にふんぞり返っているような
社長にはなりたくないんだ。」


その言葉通り、
トシは社員さんと同じように
現場で力仕事もする。



さらに、
T:「事務員を雇って人件費を払うくらいなら
その分社員たちの給料を1円でも上げてやりたい。」


と、請求書の〆や社員さんの給与計算、
図面の計算などの事務仕事も全部自分でやっている。


その姿勢には本当に頭が下がるし、
トシの元で働く社員さんたちは幸せだと思う。



このように常に多忙なトシだが、
特に月末は、通常の作業に事務仕事の〆が重なるため、
忙しさも倍増するようだ。


そうなると、LINEや電話の回数も当然減る。


私としては、寂しくない訳はない。


自分の中で会いたい気持ちが
高まっていたりすると
挨拶程度の素っ気ないLINEに
ため息が出てしまうこともある。



誰でもそうだと思うが、
恋愛にせよ仕事にせよ、
常に同じテンションを保ち続けることは不可能だ。


振り幅の大きさには個人差があるだろうけれど、
バイオリズムがときに盛り上がり、ときに下降する
波状の形を描くのは同じだと思う。



それで言うと、
トシの恋愛バイオリズムは今、下降気味。


逆に私のバイオリズムがピークだったりすると、
話がややこしくなる。


でもここで、トシを詰ったり責めたりしたところで
何も得る物はないことは明らかだ。


なぜなら、バイオリズムが下がっているときに
強制的に上げろ、と言われても無理だから。


むしろ、強制されることで
逆にさらに下がってしまう危険性すらある。



こんなときは、私の方のバイオリズムを
トシに合わせるしかない。


トシに集中しがちな気持ちを
なるべく他に向けるよう心がける。


友達と出かける予定を立てる、
前倒しで年末の大掃除を始める、
仕事で使う資料作りをする、など。


半ば強制的にでも
自分の意識を他に集中させることにより、
ピークに達していたバイオリズムの波が
少しずつ穏やかに落ち着いていくのがわかる。



もし、何が何でも自分のペースに
相手を合わせさせようとすると、
いつまで経っても二人のバイオリズムの波はズレたまま。


だが、自分のバイオリズムを相手に合わせると、
当然だが次のピークが同じ時期にやって来るようになる。


そして不思議なことに、
一方のピークに他方が無理矢理巻き込まれているよりも、
二人揃って波が高まったときの方が
ずっとずっと気持ちが盛り上がるのだ。


さらには、お互いへの気持ちのベースが高まり、
波が下降したときの下がり幅も小さくなる気がする。



私はベッドでトシと並んで横たわっているとき、
ウトウトと微睡むトシの胸に耳を付けて
心臓の音を聞くのが大好き。


トシの寝息に呼吸を合わせると、
自分の鼓動も合ってくるのがわかる。


愛する人と身体が刻むリズムがシンクロするのは、
この上ない安心感と幸福感をもたらしてくれる。


身体と同じように心のリズムもシンクロできたら、
こんな幸せなことはないと思う。

<<恋愛忘備録>>ミラーニューロンを駆使せよ!

「いつも笑顔でいることが幸せの秘訣」
「ポジティブ思考が願いを叶える」


こうしたことは
誰でも一度は耳にしたことがあるだろう。



では、なぜ笑顔が幸せに結びつき、
ポジティブ思考が願いを叶えるのだろうか。


最近の脳科学の研究で、
これが理論的に実証されているという記事を
ネットで見かけた。


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良いパートナーと出会うためには、
「いつもハッピーな気分でいること」
がとても大事です。


そこらへんの雑誌にでも書いてありそうな
ありふれた言葉ですが、
実は最近、このことが科学で証明されました。



人の脳には「ミラーニューロン」
とよばれる部位があります。


これが「目の前にいる人と同じ気分にさせる」
という特徴を持っている
ということが最近になってわかったのです。


脳科学の分野では、
遺伝子に並ぶ大発見として注目されています。



たとえばわかりやすい例でいえば、
目の前で誰かがおいしそうな物を食べていると、
ヨダレが出てきますね。


ヨダレ(唾液)は、
食べ物を分解するのが役目ですから、
何も口に入れていない時に分泌されても
意味がありません。


にもかかわらず、ヨダレが出てしまうのは、
食べ物を食べている時と同じような状態に
脳がなっているということです。


親友の結婚式に行くと気分がハイになったり、
お葬式に行くと「もらい泣き」してしまうのも、
このミラーニューロンの仕業なのです。


まさにミラー(鏡)の細胞なのです。



イライラしている人の側にいると、
こちらまでイライラしてきます。


逆に、幸せそうな人の側にいると、
こちらまで幸せな気分になります。


これらは全て、ミラーニューロンの仕業です。



「どうせ私なんて」
と思っている女性がモテないのは
そのためです。


気分が落ち込んだ人の側に行けば、
こちらまで気分が落ち込んでしまうからです。


誰しも、自分から気分を落ち込ませたい
などとは思いませんから、
自己否定的な考えの女性には
誰も寄り付かないということが
科学的に説明できます。



逆に、いつも笑顔で
人生を楽しんでいるような女性には
多くの男性が集まってきます。


笑顔が多いということは、
精神的にも身体的にも良好である
という意味でもあるのです。



男性の場合は特に、
女性よりも自己否定的な人を
避ける傾向があります。


これは男性の方がストレスに弱いためです。


ストレスを発散するのがヘタ
といった方が適切かもしれません。


だから無意識に
少しでもハッピーな人の側にいきたいと、
いつも思っているわけです。


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引用したのは婚活のサイトなので、
「良いパートナーと出会うためには
いつもハッピーな気分でいることがとても大切」
という出だしで始まっている。


しかし、パートナーと出会うことが目的でなくても
このミラーニューロンの効果は恋愛に活用できそうだ。



ミラーニューロンが
「目の前にいる人と同じ気分にさせる」のであれば、
「アナタのことが大好き」という気持ちを
全面的に出せばいい、ということ。


そうすれば「好き」が相手にも伝染(?)し、
相手も自分の事をもっと好きになるのだ。



私は常々、恋愛に駆け引きや深読みは必要ない、
と思っていた。


相手の気持ちが不明な段階、つまり付き合う前は
ある程度探りを入れることもあるかもしれない。


だが、一旦お互いの気持ちが確認できたのなら、
「好き」という気持ちに正直でいさえすればいい。


たとえ相手の好きと自分の好きの分量が違ったとしても、
根底に「好き」があればそれで十分。


だから、トシに対しても最初から全力全開で
「好き」を伝えてきた。



付き合い始めの頃、トシにこう言われたことがある。


T:「愛情は小出しにした方がいいよ。」


K:「でも、好きなものは好きなんだもん。
小出しにするとかそんな器用なこと、
できないよ。」


最初は苦笑していたトシだが、
最近では私と同じくらい、
いや、ひょっとすると私を上回るくらい
好きという感情をストレートに伝えてくれる。


T:「好きって気持ちをいつでもストレートに
表してくれるかすみといると、
すごく幸せだし、オレも正直になれる。


オレ、こんなに相手に好き好き言ったこと、
今までなかったよ(笑)」



これぞ、ミラーニューロン効果だ。


なんて簡単!


だって、好きな人に好きを伝えるだけなんだから。


脳科学のお墨付きのこの方法、
これからも実践し続けたいと思う。



※引用した記事はコチラ。
http://konkatsugaku.com/partner.html

私の中の色々なワタシ

もう20年以上前になるが、
『24人のビリー・ミリガン』という本が
ベストセラーになった。


ストーリーは、1977年、
アメリカのオハイオ州で実際に起きた
連続強姦事件に基づいて書かれている。


容疑者として逮捕された青年には
犯行当時の記憶が全くなかった。


それというのも、彼の内部には
24人の全く別の人格が存在していたから。


つまり彼は、多重人格者だったのだ。



この本の主人公ビリー・ミリガンのように
病的な多重人格者でなくても、
誰しも自分の中に
いくつかの「ワタシ」を持っているのだと思う。


仕事のときの「ワタシ」
家族と接しているときの「ワタシ」
友人と過ごしているときの「ワタシ」


そして、
大好きな彼といっしょにいるときの「ワタシ」


基本的な性格は変わらなくても、
接する相手やおかれている場所、状況によって
色々な「ワタシ」が存在する。



仕事のときの「ワタシ」は、
人に物を教えるという立場であることもあり、
一番キチンとしている(はず)。


ブログを書いているときも
この仕事中の「ワタシ」要素が
前面に出ているかもしれない。


大切なことを見失わないように
ブログを通じて自分自身に
教えているようなものだから。



家庭での「ワタシ」は、かなり適当。


料理以外の家事は手抜きだし、
子供たちに対しては放任主義。


大雑把で適当で、でもいつも楽しそうにしている
お母さん、といったところだろうか。



友人に対しても、家族に接するのと
近い「ワタシ」だと思う。


人に接することが大好きで、
場を盛り上げることも得意。


「かすみといると、元気出るよ!」
と言ってもらえるのは、ありがたいことだ。



トシといっしょにいるときの「ワタシ」は、
一番穏やかで和やかで素直、かつ乙女。


トシの前では何も取り繕わず、
まるでひなたぼっこしているネコのように
ゴロゴロと喉を鳴らしていればいいからだろう。


乙女な部分は言わずもがな。



T:「オレ、本当にかすみの性格が好きだなぁ。」


この間のデートで、
ベッドでとりとめもなく話をしているときに
トシがしみじみと言った。


K:「どういうところが?」


T:「明るくて、素直で、穏やかで、
一緒にいるとすごく癒される。」


K:「それって、癒し系ってこと?」


T:「癒し系って言うと、
ただフワフワしてるってイメージでしょ?


かすみはそんな単純じゃない。


賢くて知的な会話もできれば、
まるで男友達と話しているように
気負いなくバカも言える。


サッパリして男前なところもあれば、
限りなく女性らしくもある。


そして何事にも前向きで、
色んなことを受け入れるおおらかさがあって。


たくさんの女性を見て来たけど、
かすみのような女は他にはいないよ。」



トシの言葉を聞いて、
面映いと同時にとても嬉しくなった。


なぜならトシが褒めてくれたのは、
こうでありたいと思っている
理想の「ワタシ」に最も近いから。



私の中にももちろん、
嫉妬したり、疑ったり、捻くれたり
といった、ネガティブな面はある。


でも、なぜかトシに対しては
そうしたマイナス感情を殆ど出すことがない。


無理して隠しているのではなく、
トシがそれだけ私に安心と安定を
もたらしてくれているからだと思う。



ネガティブな面が強調される相手と
ポジティブな面を引き出してくれる相手。


当然後者の方がいいということは
間違いないだろう。



一緒にいることで
自然に理想の自分に近づける。


こんな相手と巡り会えたことに
改めて感謝した。