かすみ草の恋

アラフィフの今、出逢ってしまった運命の人。
お互い家庭がありながらも、最後の恋人として大切に愛を育んでいます。

「エロい」は最高の褒め言葉?!

トシは日本人男性にしては珍しく、

褒め言葉をたくさん口にしてくれる。


毎回会う度に

「今日も可愛いね♪」

だとか

「今日の服もステキだ♪」

から始まり、


デートの最中も

「可愛いなぁ♪」

「キレイだよ」

「ステキだ」

と何度も囁く。


ちなみに、私は決して

可愛くも美人でもないから、

恋は盲目あばたもなんとやら、

とはまさにこのこと(笑)



そんなトシが私に対して一番使う言葉は

「エロい」


最初そう言われた時は、

性的な面ばかりが強調されるようで

正直ちょっと引いた。


もちろん、色気がないよりは

あった方がいいとは思うけれど、

「色っぽい」ならともかく、

「エロい」って…。



でも、トシに言わせると、

「男にとってエロい女っていうのは、

その存在だけで男の本能をくすぐってくれる

永遠の憧れなんだよ。

だから、「エロい」っていうのは

オレの中では最高の褒め言葉なんだ。」

と。



それを聞いてからは、

トシに「エロい」と言われることに

抵抗はなくなった。


むしろ、

「かすみ、エロいよ…。」

と耳元で囁かれると、

普段は隠されている私の官能のスイッチが

まだ何もされていなくても

自然に入ってしまうほどに。



トシにとって、永遠にエロい女であること。


それが私の目標の一つ。


しかし、ユ○クロのブラトップにゆるゆるの短パンで

「暑い〜!」と寝転がっている今の私の姿は

「エロい」とは程遠いなぁ…。


次にトシと会えるまでに、

官能スイッチが埋もれてしまわないよう

気を引き締めなくちゃ(笑)!