好き過ぎて幸せ♪
恋愛をしている人が口にする言葉のひとつに
「好き過ぎて辛い」
という台詞ががある。
自分の気持ちと比べて
相手の愛情を感じることができない。
相手のことが頭から離れず
自分を見失ってしまいそうになる。
この辺りが「辛さ」の原因だろうか。
実は私はこの
「好き過ぎて辛い」という感情が
全くといっていいほどない。
トシと付き合い始めて1年半程の間に、
切ない、寂しい、もどかしい、
といった気持ちにはなったことがある。
が、「辛い」と思ったことは一度もない。
トシを「好き」という気持ちは
どこをどう切り取っても
「辛さ」とは結びつかないのだ。
去年の夏、トシの激務が続いて
2ヶ月ほど会えなかったときがあった。
寂しさともどかしさが抑えきれず、
感情をぶつけてしまった私にトシはこう言った。
T:「もし、オレを待つことが辛過ぎて
かすみが自分にとっていい影響がない、
と思うのなら、離れることも考えないといけない。」
咄嗟に何を言われているのか分からなかったが
つまり「辛過ぎるのなら別れを選択した方がいい」
と言われているのだと気が付いた途端、
頭が真っ白に。
次の瞬間に思わず口にしたのは
K:「私、辛いなんて一度も思ったことない!」
だった。
そう、2ヶ月会えず、夏休みだったこともあって
連絡も思うように取れず、
寂しくて、もどかしくて仕方ない状況にあっても。
私は「辛い」とは欠片も思わなかったのだ。
「辛い」という気持ちは
自分の心の隙間が思うように満たされないことから
生じるのかもしれない。
つまり、自分はこんなに相手のことを思っているのに
相手はそれほど自分のことを思っていない気がする、
という空虚感が「辛さ」に繋がるのではないだろうか。
だがせっかくこんなにも好きになれる人と出会えたのに、
好き過ぎて辛くなるだなんて、勿体ないことだと思う。
切なさも、寂しさも、もどかしさも、
私がトシを好きだという気持ちとは
全く別次元にあるただの一過性の感情。
気持ちだけで繋がっている二人だからこそ、
その気持ちはあくまでも純粋であって欲しい。
だから私はこれからも、
「好き過ぎて幸せ」と感じていたいと思う。
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