『鈍感力』=『幸せ力』
5、6年前、『鈍感力』というタイトルの本が
ベストセラーになった。
私も当時早速読んでみたのだが、
読後の感想は
「これ、そのまんま私のことだ!」
では、鈍感力とは一体どんなものだろう?
著者の渡辺淳一さんは、
あるインタビューでこう答えている。
『「鈍感」というと、
一般的にマイナスのイメージがあるでしょう。
周りの状況が読めないとか、
人の言うことにすぐ対応できないとか。
だから鈍感であってはいけない、
敏感な方がいい、とされている。
でも、鈍感なのは素晴らしいことなんですよ。
傷ついてもすぐに立ち直れるし、
いろいろなことを言われてもすぐに忘れられる。
私が言う「鈍感力」とは、
どんな時もくよくよしないで、
へこたれずに、
物事を前向きに捉えていく力のことです。
体だってそうです。
鈍感な方がいいんです。
何でも食べられるし、
悪いものを食べたって、
簡単におなかを壊さない。
体が敏感すぎると、
過敏症という病的な状態になってしまいます。
花粉症なぞいい例ですよ。
鈍感であればア
レルギー反応も起こしません。
鈍感なのは、心にとっても体にとっても
素晴らしいことなのです。』
自分で言うのもなんだが、
私は心身共に「鈍感力」には自信がある。
こう言い切ってしまうところが既に
鈍感ゆえ、なのかもしれないけれど(笑)
そもそも私は、他人の気持ちを推し量ることを
殆どしない。
もちろん、他人を不快な気持ちに
させたくはないから
私がこうされたら嬉しいだろう、
逆にこうされたらイヤだろう、
ということは極力しないようにはしている。
だが、自分が周りにどう思われているのか、
についてはあまり興味がない。
他人がどう思おうと、自分は自分。
もし誰かと意見が食い違ったり
私のことを好ましく思わない人がいた場合は、
そういうこともあるだろう、
程度で忘れてしまう。
恋愛についても、この『鈍感力』は
大いに役立っている。
例えば好きな人の気持ちについて。
相手が好きだと言ってくれても、
もしかしたら他に誰かいるんじゃないか、
私だけが好きなんじゃないか、
いつか冷めるのではないか、などなど。
悩もうと思えばキリがない。
だが、こうした悩みは
どれだけ考えたところで答えは出ないのだ。
なぜなら、本当の気持ちは
本人にしかわからないのだから。
だったら悩むだけソンだと思う。
トシにも度々
T:「かすみのその鈍感力、
本当にいいなと思う。」
と言われる。
K:「鈍感力、って言うと、
なんか鈍い人って感じだけどね〜」
T:「鈍いんじゃなくて、
心が強い、って感じかな。
かすみを見てると、
この人はホントに幸せだなぁ、って思う」
K:「お気楽だからね〜(笑)」
T:「そのお気楽さが、かすみのいいところだよ。
かすみのほんわかしたマイペースさに、
いつも癒されてるし、助けられてる」
そうか、『鈍感力』=『お気楽さ』
とも言えるのかも。
そしてつまり全ては
『幸せ力』に繋がっていくのだろう。
K:「じゃ、私に付いてこれば、
ずっと幸せでいられるよ♪」
T:「よろしくお願いします(笑)」
これからも自分も周りも幸せでいられるよう
『幸せ力』を磨いていきたいと思う。
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