かすみ草の恋

アラフィフの今、出逢ってしまった運命の人。
お互い家庭がありながらも、最後の恋人として大切に愛を育んでいます。

<<恋愛忘備録>>恋愛で別れる原因は、彼とあなたの〇〇の違いです

「男性は言葉より行動に真意が現れる」


「男性が時間とお金をどれだけ使うかが
愛情のバロメーター」


「連絡をマメにくれない、会おうとしない
=愛がない」


などなど。


世の中には男性の愛情を推し量る尺度について
色々な説がある。



どれも合っているような気もするが、
どれも100%しっくりとは来ないような…。


だが、女性側の不満が募るのも確かに
この「言葉」「時間&お金」「連絡&会う頻度」
に集約されるように思う。


そして最悪の場合、別れに発展してしまうのだ。



こうした危険性を回避する術はないのだろうか、
と思っていた矢先、
読者登録いてるメルマガで興味深い記事を発見した。


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恋愛で別れた原因を聞くと、
「性格の不一致です」
とよく言われています。


要は、性格の違いなのですが、
性格の違いというよりもむしろ、
【優先順位の違い】
が原因なのですね。


その優先順位の違いで、
「自分は大切にされていない!」
と思ってしまい、
別れを選んでしまうということです。



優先順位とは、
「その人が何を大切にしているのか?」
という所です。


なので、優先順位が違うということは、
あなたの大切にするものと、
相手の大切にするものの順番が違う
ということになります。



ただ、優先順位は、人により様々なので、
違うのは当たり前なのです。


両親も違うし、
生きてきた環境も違うからです。


だから、優先順位が違うから、
「あなたとは合わない」
と文句を言ってしまうと
切りがないのですね。



例えば、
メールを1日に何回もマメに欲しいという人と、
メールは1日に1回だけで充分だな!
という相手がいたとします。


これも、その人の中のメールの優先順位ですよね。


たとえ最初は譲り合って
メールをたくさんしていても、
やがて相手の人が疲れてきて
我慢できなくなり、別れに発展したりします。


結局、些細な優先順位の違いで
別れることになったりするということです。



つまり、優先順位は、
お互いになかなか譲れなかったりするのですね。


自分が生きてきた人生から作られた、
自分なりの基準だからです。


「これは、私が正しい」
と思わなければ、
今までの自分を否定してしまうからです。


だから、自分の優先順位をもとに、
相手をコントロールしたくなるのですね。



でも、それだとお互いに、
今まで培ってきた相手の人生を否定しているのと
同じようになってしまいます。


「私は正しい、あなたは間違っている」
となってしまうわけです。


そうなると、争いになってしまいますよね。



だから、まずそんなときは、
相手に自分の優先順位を
押し売りしないようにしてみて下さい。


いったん、お互いに自由になるということです。


そして次に、バランスを取るようにして下さい。



スピリチュアルや宇宙の法則や自己啓発系では、
自分の気持ちを優先にしなさい
とよく言われています。


当然、それも大切なことです。


ですが、恋愛は2人でするものなので、
自分と相手のバランスを取るようにしてみて下さいね。



今まで自分を優先にしてきた人は、
相手を優先にしてみる。


今まで相手ばかり優先にしてきた人は、
自分を優先にしてみる。


恋愛が上手くいかないのは、この2つの、
「バランスが取れていませんよー」
というメッセージなのです。



この世では、バランスと調和が大切なのですね。


なので、何を優先にするのかは、
今までの自分と2人の経緯を考慮し、
2人でバランスを取るようにして下さい。


バランスを取ることで、多くのケースで
恋愛は上手くいくということになります。


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トシと私も連絡や会う頻度で
気持ちのすれ違いが生じたことが何度かある。


トシの中での優先順位は、
何をさておいても仕事。


多分、優先度1位〜3位、
いや、下手をしたら5位くらいまでは
仕事関係で占められているに違いない。


その次に私が位置していたらラッキー、
という程度だ。



そして連絡や会う頻度に関しても、
トシの心地よいと思う間隔は
私のそれよりずっと長い。


これまで付き合ってきた女性とは、
1、2週間連絡を取らないのは当たり前、
2、3ヶ月会わずに放置もアリ、
という鬼畜ぶり(?!)だったらしい。


歴代の彼女が寂しさに耐えきれず
去って行ったのも頷ける。



改めて話し合った訳ではないけれど、
付き合っていく中で知らず知らずの内に
二人の『優先順位』の擦り合わせを
行ってきたような気がする。


連絡に関してはトシの方が
大きく歩み寄ってくれた。


どんなに忙しくても
朝晩のLINEは必ず入れてくれるし、
隙間時間で電話もしてくれる。


T:「無理してる訳じゃなくて、
かすみには自然に連絡してるんだよね」


というトシの言葉がとても嬉しい。



会う頻度に関しては逆に、
私がある程度譲歩している。


できれば1ヶ月に2回は
会いたいところだけれど、
トシの優先順位は
デートより仕事なのだから仕方ない。


それに、自分の時間が全くなくても
時間が空いたら真っ先に私と会うことを
優先してくれる。


これこそ、トシの愛情の現れ以外の
何ものでもないだろう。



大切なのは、自分の優先順位を
相手に押し付けないこと。


お互いの優先順位は違って当たり前、
と認めること。


二人の優先順位が違っている場合には、
バランスを取るように心がけること。


そして、自分の優先順位で
相手の気持ちを推し量ろうとしないこと。


これができていれば、
別れの危険性はかなり減るのではないか、
と思う。



※元記事はメルマガからですが、
書いた方のブログはコチラです♪
龍輝オフィシャルブログ「心のブロックを外し、愛も豊かさも思い通りに引き寄せる7つの法則」Powered by Ameba

去る者は追う

前回トシとデートしたときのピロートークで。


今までトシが付き合ってきた女性と
どうして別れたのか、についての話になった。



トシは渋くていい顔をしているし、
気遣いもできるし、話も面白いし、
背も高くカッコいい。


彼女の欲目(?)を抜きにしても、
若い頃から女性には不自由しなかった
だろうと思う。


事実、今まで付き合ってきた人の数は
一夜限りの相手も含めたら、
恐らく50人以上、ひょっとしたら三桁!?
というレベルのようだ。



以前にも書いたが、
私はトシの過去の恋愛話を聞いても
全く嫉妬しない。


過去は過去だし、
それだけの女性遍歴を経て
私を選んでくれたのだとしたら、
こんな光栄なことはないと思う。


それに過去の恋愛ということは
必ず別れがあったということ。


そこに至る経緯には
トシとの恋愛を長く続けるために
気をつけなくてはいけないヒントが
隠されているはずだ。



なので、私は度々
トシの過去に探りを入れる(笑)


今回もキッカケは忘れたが、
別れの原因についての話になった。


T:「オレはどんなに好きな相手でも
そんなに会いたい、
って欲求がないんだよね。」


K:「そうなの?
でも、それだと付き合ってる女性は
寂しがるでしょ?」


T:「うん。
会いたいと思う方が
普通なんだとは分かってる。


ただ、こちらが死ぬ程忙しいときにも
寂しい、会いたい、
と気持ちを押し付けられるのには
本当に参る。


挙げ句の果てに
『私のこと好きじゃないから
会いたくないんでしょ!』
とキレられると、
もうその時点でオレの気持ちも冷めてしまう。」


K:「女性は電話してくれたりLINEくれたり
会ってくれたり、
相手が自分のために割いてくれる時間で
気持ちを測ろうとするから。」


T:「その価値観を否定する訳じゃないよ。


でも、オレは会わなくても
好きな人がいる、というそれだけで
幸せなことだと思ってる。


だから、お互いの状況で
たとえ何ヶ月と会えなかったとしても
気持ちは繋がっていられる、と考えてるんだ。」



なるほど、トシの言うことももっともだ。


究極的には、
好きな人が元気でこの世に存在している、
そのことがある意味奇跡であり、幸せなのだから。



K:「なかなかその境地にたどり着くのは
難しいなぁ。
女は欲張りだから(笑)」


T:「別にオレと同じように考えろ、
とは言わないよ。


ただ、女性が
『好きなら当然会いたいと思うはず』
という自分の考えを
相手に受け入れさせようとするのなら、


『好きという気持ちがあれば
会えなくても繋がっていられるはず』
というオレの考えも尊重して欲しい、ってこと。」


K:「なるほど…。」



T:「まぁそうは言っても、たいていの女は
寂しさに耐えきれなくなって
離れていくんだよね。」


K:「今までの彼女が別れるって言ったら、
すんなり受け入れたの?」


T:「うん、オレは去る者は追わずの主義だから。


別れたいと言われた時点で、オレも冷める。」


K:「そっか。
私も気をつけよう、っと。」


T:「あ、でもかすみだけはダメ。


最後の女と決めてるんだから、
何があっても別れないよ。」


K:「じゃあもしも私が別れる、
って言ったら
泣いて縋ってくれる(笑)?」


T:「泣かないけど、
懇々とお説教して考え直させる(笑)」


K:「え〜?!お説教〜?!」



なんだか立場が強いんだか弱いんだか
分からないけれど…(笑)


T:「とにかく、かすみのことは絶対に離さない。」


そう言ってギュッと抱きしめてくれた
トシの腕の温もりから本心が伝わってきた。



この先もお互いの事情によって
今まで以上に会えなくなるかもしれない。


逆に、もっと頻繁に会えるようになる可能性も
ゼロではない。


どんな状況にあっても
お互いを思い合う気持ちを忘れないこと。


自分が相手を愛しているように
相手も自分を愛してくれていることを
決して疑わないこと。


それができればきっと
永遠に繋がっていられるのだろう。

梅よりも桜よりも

二人きりになれる空間にたどり着くと、
すぐ立ったままの状態でトシにしがみつく。


K:「会いたかった…」


T:「長いこと待たせて、ごめんね」


強く抱きしめられると、
一ヶ月半の隙間が瞬時に埋まっていく。



ギュッとしてもらって落ち着いたので、
ソファに座ってビールで乾杯。


朝から大好きな人とビールを飲むだなんて、
これ以上の贅沢はない。


トシは早々にジョッキを空け、
T:「かすみはまだゆっくり飲んでて」
と言いながら、私の足下に跪く。



久しぶりで恥ずかしがる私をなだめながら
片足を持ち上げて。


T:「もう、濡れてるよ…」


下着の上から指でゆっくりと撫でながら
そうつぶやかれると、
私の中から新たな泉が湧き出してしまう。



息を吹きかけられただけで全身が震え、
溢れそうになるビールのジョッキを
テーブルに置こうとすると、


T:「ダメ。最後までちゃんと飲んで」


K:「もう、飲めない…」


T:「もったいないでしょ?」


そう言って私の手からジョッキを取り上げ、
口移しでビールを流し込んで。


同時に悪戯な指が、
下着の縁をかいくぐって直接私の中へ。


アルコールとトシの指に酔わされ、
一瞬で高みに押し上げられてしまう。



その後も何度も何度も
指で舌で言葉で責められて。


足に力が入らずフラフラになった私を
ソファに座ったトシが向かい合わせに
自分の上に。


熱い楔が、ゆっくりと、力強く、
私の中を満たしていく。



K:「ダ、ダメ…!
もう、おかしくなっちゃう…!」


何度めかもう数えられない程の頂点を迎え、
息も絶え絶えに訴える。


トシは繋がったままの状態で私を抱え上げ
ベッドへ。


トシの力強い律動に翻弄され、
悲鳴のような喘ぎ声が止まらない。


もうどこが絶頂の切れ目なのかすら
分からなくなった頃、
最後の大波を二人同時に迎えた。



春の嵐のような激情のひとときが過ぎたあとは、
お互いの身体にピッタリと寄り添って
とりとめもなく言葉を繋ぐ。


K:「もう、桜もそろそろ見頃だね〜」


T:「オレ、花見には全然興味ないからなぁ。」


K:「そうなの?」


T:「誰もが奇麗だって言うありきたりのものには
そんなに感動しないんだ。


K:「そっか〜。トシらしいね」


T:「それに梅より桜より、
かすみの感じてる顔を見る方がずっといい。」


K:「姥桜、だけどね(笑)」



照れくさくて冗談で誤摩化したけれど、
本当は嬉しくて。


ギュッとトシにしがみついて
心臓の鼓動に耳を傾ける。


二人でいればいつでもどこでも
こんなに穏やかな
春の日だまりのようなひとときが訪れるのだ。