かすみ草の恋

アラフィフの今、出逢ってしまった運命の人。
お互い家庭がありながらも、最後の恋人として大切に愛を育んでいます。

会えない時間の過ごし方

年度末が近づいているため、
トシの忙しさに拍車がかかっている。


元々、
T:「12月と3月は、
秒刻みレベルで忙しいから覚悟してね」
と言われていた。


それでも今月に入り、
なんとかデートの時間を調節しようと
頑張ってくれているみたいだが、
やはり難しそう。


ここはゴネてもどうしようもないので、
トシに時間の余裕ができるまで、
待つしかない。



以前トシから


T:「オレに暇な時間があって
それでも会おうとしなかったら
拗ねられたり怒られたりしても仕方ないな、
と思うよ。


でも、一分一秒が惜しいくらい忙しいときに
『なんで会おうとしてくれないの?!』
と言われると、すごく冷める。


オレにどうしろと言うんだ?って。


それで今まで付き合ってきた人とは
別れるケースが殆どだった。」


と聞いたことがある。



確かに逆の立場を考えてみたら、
一瞬たりとも気を抜く時間がないような状態で、
彼とデートしよう、なんて思う余裕は
恐らくないだろう。


自分だって決して会いたくない訳ではない。


単に時間が取れないだけ。


それなのに変に気持ちを疑われたら、
それこそ逆に冷めてしまう、
というのも頷ける。



でも、会えなくて寂しい気持ちは
どうしても募ってしまう。


そんな時はどうにかして
自分でシフトチェンジするしかない。



最近私がハマっている気分転換法は、
平日のお昼間に開催される
プチクラッシックコンサート。


1時間程度の短いものなら
1000〜2000円程度で自由席なので、
フラッと出かけられる気軽さもいい。


私はクラッシックに
それほど詳しい訳ではない。


でも、どこかで聞いたことのある
有名な曲が演奏されたら
単純に心が浮き立つ。


聞いたことがない曲でも、
美しい生演奏に1時間身を委ねるだけで、
文字通り心が洗われる気がする。



そしてこの4月からは、
ボランティア活動にも参加してみようか
と計画中。


先週は、その説明会に行って来た。


外国からの来た人たちの
日本語会話の練習相手になる
という内容のボランティア。


平日、土日、お昼間、夜間と
時間帯が自由に設定できる。


元々私は人と接することが大好きだし、
海外の文化にも興味があるので
今からワクワクしている。



そんな話をトシにしたら、
T:「かすみが楽しそうにしてくれてると
オレも安心するよ。」


そういいつつ、ここしばらく電話の回数が
グッと増えたのはなぜ?!


野放しにしておくと、
どこに飛んで行くかわからない、
とでも思われているのだろうか(笑)



私のモットーのひとつは、
『ひとりでも十分幸せ。
でも、彼と一緒ならもっと幸せ。』


彼から与えられる幸せだけを待っているなんて
すごく勿体ない人生だと思う。


ひとりの時間を自分で幸せにできてこそ、
彼との時間ももっともっと輝くはずだから。