悶絶テクニシャンを目指せ!
トシは身体を使う仕事をしている上に、
自分の会社の経理や設計などの事務仕事も
一手に引き受けているため、常に身体中が凝った状態。
たまにマッサージに行くみたいだけれど、
その時間すら取れないことも多いようだ。
そんな話を聞き、お部屋デートの時に
見よう見まねでトシの肩や足を
マッサージしようとしたことがある。
だが、逆に私は50年近く、
肩こり腰痛とは無縁で生きてきた。
自分が凝りをほぐされる気持ち良さがわからないので、
多分マッサージのテクニックは皆無だと思う。
そこで、何とかマッサージの技術を身につけられないだろうか、
とあれこれ調べてみた。
でも、ヒットしたサイトは、
プロ養成コースの教室が殆ど。
期間も長いし、費用も10万円以上かかってしまう。
そんな中で、「ホームリフレクソロジー」の教室を開いている
あるセラピストさんのホームページを発見した。
リフレクソロジーは、足のマッサージ。
全身ではないけれど、とりあえず足だけでも
少しは役に立つかもしれない、と
速攻で申し込みボタンをクリック。
そして昨日、2時間×全3回のレッスンを無事終えた。
リフレクソロジーは、香港や台湾でよくある
「イタタタ!」とのたうち回る足つぼとは違い、
緩やかに優しく反射区を刺激する施術。
実際にその理論の端っこだけでも齧ってみると、
足という器官がいかに色々なことを語ってくれるかがわかる。
目ではなく手の感覚に集中して施術すると、
調子の悪い箇所はゴリゴリと流れの悪い感じが。
足全体を揉み解すことで、
全身のリンパや血液の流れも良くなる。
終わった後、ふくらはぎが1cm以上細くなり、
足に羽が生えたように軽くなるのは衝撃的だった。
また、普段は教える側なので、
教えてもらう、ということ自体が非常に新鮮。
今回の私のように、全く無から始める場合、
どのような箇所が疑問点となり
どのように説明したらわかりやすいか。
分野は違うけれど、
教えられる側の体験はとても参考になった。
早速夜の電話で、興奮気味にトシに報告。
T:「オレのために習いに行ってくれたの?
嬉しいよ。」
K:「うん、そうだよ。
でも、キッカケはトシだけど、
私も学ぶことがたくさんあってすごく楽しかった♪
逆にトシにありがとう、だよ。」
T:「なんて素晴らしい彼女なんだ!」
だけど、技術的にはまだまだだ。
トシが出張から戻って来たら、
疲れを癒してあげられるように、
テクニックを磨いておかなくては。
K:「トシを悶絶させるのが、目標なんだ〜♪」
T:「足マッサージだけでなくて、
他のことで悶絶させるテクニックも
身につけてくれてもいいよ(笑)」
K:「…そういうの、教えてくれる教室もあるかな?」
T:「冗談、冗談!
かすみ、本当にアヤシイ教室見つけて
習いに行っちゃいそうだから。」
K:「もう〜!
そういうお店にバイトとして入ったら
もしかして教えてもらえる?
とか、0.5秒の間に考えちゃったよ!」
そう私が言うと、トシは爆笑した後、
T:「ホント、かすみは素直で可愛いな〜。
そんなところが、大好きだよ♪」
こんな甘いご褒美くれるトシのためなら、
悶絶テクニシャン目指して頑張っちゃう!
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