ネットで、

ものすごく納得できて心が洗われる

「恋愛」についての文章を見つけた。

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長続きする恋愛とは

好きだという感情を原動力に自分を自制していく恋愛です

短命に終わる恋愛とは

好きだという感情を原動力に相手を束縛していく恋愛です

長続きする恋愛とは

お互いがお互いのために変化していく恋愛です

短命に終わる恋愛とは

お互いが自分のために相手を変化させようとする恋愛です

長続きする恋愛とは

連絡がとれないとき、相手の命を心配する恋愛です

短命に終わる恋愛とは

連絡がとれないとき、相手の浮気を心配する恋愛です

長続きする恋愛とは

お互いが恋愛よりも夢中になれるものを持っている恋愛です

短命に終わる恋愛とは

どちらかが恋愛しか夢中になれるものを持っていない恋愛です

長続きする恋愛とは

一緒にいないときでも安心できる、安心が燃料になっている恋愛です

短命に終わる恋愛とは

一緒にいないときに不安になる、寂しい気持ちが燃料になっている恋愛です

長続きする恋愛とは

熱くなりすぎず、平熱で好きだと思える恋愛です

短命に終わる恋愛とは

高熱を出して朦朧としている病気みたいな恋愛です

長続きする恋愛とは

二人で周りの人を愛していく恋愛です

短命に終わる恋愛とは

二人だけで愛し合っているだけの閉鎖的な恋愛です

長続きする恋愛とは

お互いに言いたいことを聞きあっている恋愛です

短命に終わる恋愛とは

お互いの言いたいことを言い合っている恋愛です

長続きする恋愛とは

お互いの生活習慣を正す原動力になる恋愛です

短命に終わる恋愛とは

お互いの生活習慣を乱すだけの有害な恋愛です

長続きする恋愛とは

お互いの価値観を尊重できる恋愛です

短命に終わる恋愛とは

価値観を合わせようとしてしまう恋愛です

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私がトシと目指すのは、

もちろん長続きする恋愛。

いや、長続きする、ではない。

永遠に続く恋愛。

だから目先のことに捉われず、

人生スパンで2人の愛を育てよう。

この文章を読んで、

改めてそう思った。

トシは屋外で過ごすことが主な仕事をしている。

専門的なことはわからないけれど、

日本でその作業ができる資格を持っているのは

ほんの数名らしい。

そしてトシはその資格を生かして

自分で会社を立ち上げ、

十数名の社員さんを雇う経営者でもある。

「オレは社長だ！と

椅子に踏ん反り返っているような経営者にはなりたくない。

俺の元で働いてくれてる社員たちには、

少しでもいい暮らしをさせてやりたいんだ。」

と、以前熱く語ってくれた。

その言葉通り、

トシは現場での作業にも必ず参加し、

社員さんたちといっしょに

汗まみれになって働いている。

さらに、事務員さんを雇うとそれだけ

人件費が嵩むから、

だったらその分社員たちに分けたい、

と、事務作業はトシが全て引き受けている。

しかも夜の作業もあるため、

昼夜通して働くこともしょっちゅう。

この夏は特に仕事が多く、

今週は昼夜昼夜昼夜と三日連続

通しで働く、って‥‥。

それって、人間の限界超えてない？！

と私が心配すると、

「ま、どうにかなるよ。

ならなかったら倒れるだけだ。」

と笑うトシ。

そんな文字通り身を削るようにして働いているトシに、

会えなくて寂しい

だなんて、言えるはずもない。

私にできるのは、

常に笑顔で穏やかな気持ちでいること。

ほんの少しでも隙間時間ができたら、

絶対私のために時間を空けてくれるはず。

それが分かっているから、

待っていられる。

でも。

トシを疲れさせる、この湿度と気温が憎い。

夏なんて、大キライ！！

トシも私も、

お互いをこの人生で最後の恋人だと決めている。

決めているだけではなく、

心から信じているから、

相手の気持ちがどこか他所へいってしまうのでは？

という懸念は全くない。

そして、家族への責任は最後まで全うすべき、

という考え方も同じ。

お互いに配偶者とは、

男女の愛ではなく、

家族としての情の部分で繋がっている。

トシのお子さんたちはもう成人して

経済的にも自立しているが、

親として子供に対する責任もある。

今現在お互いが所属するこの家族は

どんな手を尽くしたとしても

もう変えることはできない。

トシがどんなに素敵な男性であっても、

私の子供達の父親は

今の夫しかあり得ないし、

私もまた、

トシのお子さんたちのお母さんには

絶対になれない。

万が一全てを放り出し、

相手への激情だけで一緒になったとしても

100%の幸福を得られないことは

火を見るより明らか。

そして、

家族としてお互いの配偶者と暮らしていく以上、

悪口を言わないことも

お互いの暗黙のルールになっている。

私は、

配偶者の悪口を言う男性を信用しない。

(愚痴ならOKだけれど。)

一度は共に人生を歩もうと

自ら選んだ相手を悪く言うことは、

自分自身を貶めることと同じだと思うから。

確かに、

自分の好きな相手が配偶者に対して、

悪感情を持っていることを知ることで

女としての優越感に浸れるだろう。

二人して相手の、

あるいは自分の配偶者の悪口を言うことで、

連帯感すら生じる可能性もある。

でも、私は愛する人と、

そんなマイナス感情で繋がっていたいとは思わない。

二人の間を繋ぐ感情は、

極力ピュアで美しいものであって欲しいから。