かすみ草の恋

アラフィフの今、出逢ってしまった運命の人。
お互い家庭がありながらも、最後の恋人として大切に愛を育んでいます。

突然の逢瀬

トシと私の一日は、

LINEの「おはよう」メッセージで始まる。


朝はお互い仕事に行く準備や

家族を送り出す用意で慌ただしいので、

「おはよう」

「今日も頑張って」

程度の一言二言のラリーで終わることが多い。



それが昨日は定例のやり取りの後

さらにトシからメッセージが。

T:「明日のお昼間って、何してる?」

K:「夕方子供の送迎の時間まで、

得に予定はないよ。」

T:「もしかしたら、だけど、

日中時間作れるかも。」

K:「ホントに?!すごく嬉しい〜♪」

T:「今日の仕事次第だから、

頑張ってみるけど、

もし無理だったらゴメン。」

K:「全然いいよ〜。

会う時間を作ろうとしてくれてるだけで

嬉しいもん♪」



前回私がごねてデートしてもらったのが、

8月の上旬。


それから3週間、

トシの忙しさは相変わらずだったし、

今月中は会えないものだと諦めていたので、

誘ってもらえただけでも

飛び上がるほど嬉しいのだ。



そして昨夜、おやすみLINEのときにトシが

T:「明日、何時から大丈夫?」

と尋ねてくれた。


これでデート確定♪


降って湧いたような逢瀬に、

ワクワクとニヤニヤとドキドキが止まらない。



待ち合わせの時間や場所を決めた後、

トシに聞いてみた。

K:「私がまた拗ねちゃいけない、

と思って無理してくれた?」

T:「いや、オレがかすみに会いたいんだよ。」



ということで、今、

待ち合わせ場所に向かう電車の中。


トシといっぱい触れ合って、満たされてきます♪