かすみ草の恋

アラフィフの今、出逢ってしまった運命の人。
お互い家庭がありながらも、最後の恋人として大切に愛を育んでいます。

しなやかに、そしてしたたかに<その1>

前回の記事のコメントで、ある方から
「思想がしなやか」というお褒めの言葉を頂いた。
(はなさん、ありがとうございます♪)


そんな言葉をかけて頂くには程遠いが、
「しなやか」というのは
私が目指す理想のひとつなので、
とても嬉しかった。



「しなやか」を辞書で調べてみると、
『1.柔軟で,弾力に富んでいるさま。よくしなうさま。
2.動作・態度に角張ったところがなく,なよやかなさま。
たおやかで優美なさま。』
とある。


さらに類義語としては
『柔軟、フレキシブル、典麗、奥ゆかしげ、麗しい
優美、エレガンス、優雅、雅やか』
などなど、畏れ多い単語が並んでいる。


ここから私が考える「しなやかさ」は
・無理をせず自然体
・自分らしさを保ちつつ、エゴを押し通さない
・自分の意志で流されることができる
といった感じだ。



1つめの「無理をせず自然体」は、
自分にできることを無理をしない範囲で
楽しんでするよう心がけること。


そのためには、自分にできること、できないことを
理解している必要があると思う。


もちろん、できないことをできるようにしようと
頑張ることも大切。


だが、いつもいつも肩肘を張っていると
自分も周りも疲れさせてしまう。


できることを楽しみつつすることで
自然に新しい何かが身に付くとしたら
それこそ「しなやかさ」なのかもしれない。



そして「自分らしさを保ちつつエゴを押し通さない」は、
自分と違う考えに出会ったときに
「なるほど、そういう考え方もあるかもしれない」
と受け入れられる姿勢。


もちろん芯はしっかりと持っている必要があるが
その上で「それもアリ」と思えることが
思想の「しなやかさ」だろう。


受け入れた後に、やはり自分には合わないと思えば
やらなければいいだけのこと。


目くじらを立てて「その考えは違う!」と
言い張るのは、しなやかさとは対極にある気がする。



最後の「自分の意志で流されることができる」は
ただ単に状況や周りの人間に流されるのではなく、
何か「これかも!」という動きを感じたときに、
その波に思い切って乗れること。


こうしてみたいな、こうなれたらいいな、と
自分が漠然と思い描く理想を実現できるような
小さなキッカケは、実はいたるところに転がっている。


だが、今の状況を変えることが
怖かったり億劫だったりして、
色々と言い訳をしてはそのチャンスを見送ってしまいがち。


ダメだったらまた、戻ればいい。


それくらいの軽い気持ちで流されてみることが
「しなやかさ」に繋がるのではないかと思う。



心も物腰も「しなやかな女」になること。


これが私の目標だ。


それと同時に、「したたかさ」も
私の理想の生き方のひとつ。


長くなったので
こちらに関しては次回に書かせて頂こうと思う。