かすみ草の恋

アラフィフの今、出逢ってしまった運命の人。
お互い家庭がありながらも、最後の恋人として大切に愛を育んでいます。

一富士二鷹三茄子よりも

初夢は、
大晦日から元旦にかけて見る夢だという説と、
元旦の夜に見る夢だという説、両方があるようだ。


現在では、後者の「元旦の夜から2日にかけて見る夢」
とするのが一般的らしい。



元旦の夜、トシへのおやすみLINEで


K:「今夜見る夢が初夢なんだよね。
トシの夢が見られますように♪」


と送った。


トシの返事は


T:「夢の中身なんて、
自分ではコントロールできないでしょ(笑)」


という、それこそ夢のないもの。


K:「そんなことないもん!
私の強い念を持ってすれば、
絶対にトシの夢が見られるはず!」


T:「まぁ、頑張って(笑)」



こうなったら何が何でも
初夢にトシを登場させなくては…!


そこで、携帯に保存してあるトシの顔写真を
穴が開く程じっくり見てから眠りにつくことにした。


私が一番お気に入りの写真の中のトシは、
ちょっとクールな微笑みを浮かべている。


ああ、なんてカッコいいんだろう…。


改めてじっくり眺めていると、
熱い愛おしさで胸がいっぱいになる。



そして、念ずれば通ずとはこのこと。


見事、トシの初夢を見ることに成功したのだ。


細かい内容は忘れてしまったが、
ドラマティックでもなんでもない
ごくありふれた日常風景の夢だったと思う。


トシが出て来たのは、半ば過ぎ頃。


夢の中なのに、


K:「やった!トシが出て来た!
LINEで教えなくちゃ♪」


と頭の片隅で考えていたのが
自分でも笑える(笑)



そして翌朝のおはようLINEで、


K:「トシの初夢、見れたよ♪」
と報告。


T:「ホントに?!
そりゃ、縁起がいいね(笑)」


K:「うん♪
私にとっては、一富士、二鷹、三茄子より
一トシ、二トシ、三もトシだから♪」


T:「相変わらずかすみはおバカちゃんだな(笑)」


K:「それだけトシへの想いは熱い、
ってことを伝えようと思ったの」


T:「伝えなくても十分わかってる♪」



冗談ではなく、トシの初夢は私にとって
何よりも縁起のいい夢だ。


だから今年はきっと、
幸せことがたくさん起きるに違いない。


ワクワクした気持ちで、
一年を過ごしたいと思う。