かすみ草の恋

アラフィフの今、出逢ってしまった運命の人。
お互い家庭がありながらも、最後の恋人として大切に愛を育んでいます。

リクツが知りたい理系男とトリセツを読まない文系女

一昔前に『話を聞かない男、地図を読めない女』
という本が流行った。


男女の違いを脳科学の観点から読み解くといった内容で、
おそらく男脳と女脳の差を一般人向けに解説した
最初の本ではなかっただろうか。


そこで今回はこの本のタイトルにちなんで
男女の差を「理系vs文系」で捉えてみたいと思う。



私は押しも押されもせぬ真性の(?)文系である。


小学校の算数はまだなんとなかったが、
数学になった途端に雲行きが怪しくなり、
数1の二次関数で完全に脱落。


受験校だったので、文系を選択したにも関わらず
三角関数や微積分まで一通りやらされ、
呪文のようにしか見えない数式にうなされたものだ。


英語と国語でなら偏差値70を越えるのに、
数学と理科は偏差値50をギリギリキープできるかどうか
というものすごいギャップがあったため、
国立大進学は断念。


以来、理数系は私とは無縁の世界、
と頭から決め込んで生きて来た。



こうした勉強の面とは別に
性格にも理系、文系があるように思う。


色々な違いがあると思うが、大まかに言えば
理系的性格の人は、理由を重視する。


対して文系的性格の人は、感情を重視する。


どちらかと言うと男性は理系脳、
女性は文系脳の割合が高いような気がする。


私は男性脳女性能で言えば男性能率が高かったが、
この観点では、完全に文系脳寄りだ。



ところが自分が文系のくせに
私が好きになる男性は
必ずと言っていいほど理系の男。


元々私は自分にない能力に
強く惹かれるところがある。


このため、運動ができる人、芸術的才能のある人、
そして理系の人に滅法弱い。


当然トシも理系男だ。



私が考える理系男の特徴は、
何をさておいても「リクツ」が最優先ということ。


例えば二人の間で意見が違ったとき、
文系女の私は感情や直感で自分の意見を押す。


対して理系男は、
「なぜ自分はそう考えるに至ったか」
というプロセスを懇々と解き、
相手を納得させようとする。


リクツを捏ねられると文系の私はお手上げなので
たいていは「もういいよ!」と折れてしまう。


だが、この「もういいよ!」ですら
理系男たちには許しがたいようで、
「なぜ「もういい」という結論に至ったか」
を知りたがるので質が悪い(笑)



そして理系男はウンチク好きでもある。


何かちょっと質問しようものなら、
そしてそれが彼らの得意とする分野であれば尚更、
熱心に解説してくれる。


その説明がまた、微に入り細にわたっているのだ。


ちなみに私の夫も理系のエンジニアだが、
子供たちが算数や数学の問題を尋ねようものなら
数の成り立ちから説明しかねない。


なので子供たちは
とにかく答えが知りたいときは
絶対に父親には近づかないようにしている。



さらに理系男は、トリセツ、つまりマニュアルが大好物。


何か電化製品を買おうものなら、
トリセツを隅から隅まで熟読する。


先日トシが携帯を新しくしたときは、
実物が手に入る前にトリセツをネットからダウンロードし、
夜な夜な読んでいたらしい。


T:「新しい携帯が手に入ったら、
まず全部の機能を一通り試してみないと気が済まない」


というのも、すごく理系男らしいと納得した。



対して文系女は、感情と直感がすべてなので、
トリセツを読むだなんてまどろっこしいことはしない。


とりあえず触って試してみれば何とかなるでしょ、
と思っている。


何ともならなかったら
すぐさま周りの理系男にSOSを発信するだけだ(笑)



男女としての関係にも、
理系男と文系女の差は影響を及ぼしているように思う。


理系男は数式のように
「好き=付き合う」という単純な図式で動く。


良くも悪くも感情的にならない理系男は、
意味もなく愛の言葉を囁いたりしない。


しかし文系女は
「好き」の種類にこだわるため、
言葉で確認したがる。


だから、
「好きじゃなければそもそも付き合わない」
と言う男性に対し、
「どれくらいどんな風に好きかちゃんと言ってよ!」
と女性は憤るのだろう。



確かに私もこうした思考の差で
ときに理解に苦しむことはある。


しかし、その違いがまた
相手に対する興味を引き起こす。


自分とは違う思考回路を持つ理系男は、
実に面白く愛すべき存在なのだ。