かすみ草の恋

アラフィフの今、出逢ってしまった運命の人。
お互い家庭がありながらも、最後の恋人として大切に愛を育んでいます。

<<恋の忘備録>>愛をもらいっぱなしになってませんか?

私がいくつか定期的に閲覧している

婚外恋愛関係のブログのひとつに、

先日、こんな記事が載っていた。


文章のセンス的にはちょっと不思議ちゃん(?)

な感じであまり好みではないのだけれど、

時々、今回のように

ハッとさせられることかある。


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愛をもらいっぱなし、


感謝なく、もらいっぱなしは、


幸せになれませんよ。




それでも、


愛をくれ、くれする。


幸せになれません。




幸せに愛される女性は、


愛を与えまくっています。


ダーリン、愛してる~、好き~、好き~

しまくる愛ではありません。




見守る、信頼する、自由を与える、応援する愛です。


それができない女性は、


幸せになれない。


捨てられる。




愛される女性は感謝がある。


愛を与えられる。


受けとることも上手い。




それができてないのに、


彼のせいにしているのは、


間違っている。




奥さんだけ、せこい。


あの子だけ、ずるいではなくて、


あなたが愛を与えてない。


パートナーがいる女性、


幸せな女性は与えてる、努力してる、


やってきてる、がんばってきている。


かんたんに手に入っているのではありません。


やることやっているんですね。


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付き合い始めた頃、トシがこう言った。

T:「お互いが、

相手が与えてくれることだけに

満足して感謝できたら、

きっと永遠に続くと思う。」


その時はあまりピンと来なかったのだけれど、

今回この記事を読んで、

トシが言いたかったのは多分

こういうことだったんだろう、

と思った。



人はいつでも欲張りだ。


特に恋する女性は、

彼からの愛を際限なく求めてしまう。


もっと好きと言って

もっと私に時間を割いて

もっと私のことを考えて

もっと、もっと、もっと‥‥!


きっと、今の自分が求めていることを

全部彼が叶えてくれたとしても、

いつかまた「もっと」という欲求が

生じてくるに違いない。



今、相手がしてくれることに満足し、

感謝する。

そして相手を信頼し、

存在そのものを愛おしく思う。


それがお互いできたなら、

世界中で一番幸せな二人になれるだろう。

重なる身体と心

デートの翌日は、「昨日の今頃は…」

と一日前の行動を振り返り、思いにふける。


そしてできることなら、

時計の針を1日前に戻したい、と願うのだ。



いつもは車で待ち合わせすることが多いのだけれど、

昨日は諸事情あって私は電車で出かけることにした。


駅で拾ってもらうのは、今回が初めて。


そんな小さな「初めて」にも、心がときめく。



駅のロータリーに降りると、

少し先に見慣れたトシの車が。


小走りで近づき、助手席のドアを開けて

「おはよう!」

と笑顔で挨拶。


トシも満面の笑顔で「おはよう!」と答えてくれる。



途中のコンビニに立ち寄り、

ビールとちょっとつまめるものを調達。


待ち合わせた場所はトシの家からそれほど離れていないから

知り合いに会う可能性もゼロではない。


なのにしっかりと手を繋いでくれるトシ。


店内に入ってからも、

時折腰を抱いたり、頭を撫ぜたり。


朝9時過ぎからビールとおつまみを買って

コンビニでイチャイチャしているアラフィフ男女。


誰がどう見ても不倫カップル間違いなしだ(笑)



そしてトシの車は、真っすぐにいつもの二人になれる場所へと向かった。


お部屋に入って、まずはビールで乾杯。


K「朝から飲むビールって、

どうしてこんなに美味しいんだろうね?」

T「いけないことしてる、って背徳感があるからかも?」

K「私たち、いけないことしてるの?」

T「世間的にはいけないことでも、

オレたちにとっては正しいことだよね。」


とりとめもない会話をしつつ、ロング缶を2本空ける頃には

私はすっかりほろ酔い気分に。



T「こっちにおいで」

トシが広げた両手の間に、迷うことなく飛び込む。


ギュッと抱きしめられて、抱きしめ返して。


暑いキスの嵐と、優しく私の身体を辿るトシの手が、

ビールよりも深く私を酔わす。



いつの間にかベッドの上に移動した二人の間には

もう遮る物は何もない。


まるで一つの身体でいられないことがもどかしいように、

肌と肌をぴったりとくっつけて。


トシの舌が、指が、そして熱い眼差しが

すぐに私を頂点へと連れ去る。


何度も何度も高みに押し上げられ、

うわごとのようにトシの名を呼ぶ。



「愛してるよ」

トシと一つになったとき、耳元に囁かれた熱い言葉。


その瞬間、二人の身体と心が隙間なく重なったのがわかった。

突然の逢瀬

トシと私の一日は、

LINEの「おはよう」メッセージで始まる。


朝はお互い仕事に行く準備や

家族を送り出す用意で慌ただしいので、

「おはよう」

「今日も頑張って」

程度の一言二言のラリーで終わることが多い。



それが昨日は定例のやり取りの後

さらにトシからメッセージが。

T:「明日のお昼間って、何してる?」

K:「夕方子供の送迎の時間まで、

得に予定はないよ。」

T:「もしかしたら、だけど、

日中時間作れるかも。」

K:「ホントに?!すごく嬉しい〜♪」

T:「今日の仕事次第だから、

頑張ってみるけど、

もし無理だったらゴメン。」

K:「全然いいよ〜。

会う時間を作ろうとしてくれてるだけで

嬉しいもん♪」



前回私がごねてデートしてもらったのが、

8月の上旬。


それから3週間、

トシの忙しさは相変わらずだったし、

今月中は会えないものだと諦めていたので、

誘ってもらえただけでも

飛び上がるほど嬉しいのだ。



そして昨夜、おやすみLINEのときにトシが

T:「明日、何時から大丈夫?」

と尋ねてくれた。


これでデート確定♪


降って湧いたような逢瀬に、

ワクワクとニヤニヤとドキドキが止まらない。



待ち合わせの時間や場所を決めた後、

トシに聞いてみた。

K:「私がまた拗ねちゃいけない、

と思って無理してくれた?」

T:「いや、オレがかすみに会いたいんだよ。」



ということで、今、

待ち合わせ場所に向かう電車の中。


トシといっぱい触れ合って、満たされてきます♪