かすみ草の恋

アラフィフの今、出逢ってしまった運命の人。
お互い家庭がありながらも、最後の恋人として大切に愛を育んでいます。

ブログの正しい使用法

ほぼ一週間に渡り、
前回のトシとのデートを振り返った記事を書いた。


いつもなら、トシと会った直後の一週間は
テンションが低くなる。


楽しみにしていたデートが終わって
気が抜けてしまうのと、


トシと密接なひとときを過ごした後は、
逆に離れたときの寂寥感が募るから。



でも今回、ブログ記事を書いている間
不思議なことに、
いつもほど寂しさを感じなかった。


記憶を詳細に思い出すことで
デート中の気持ちが再現され、
幸せが上書きされたからかもしれない。


いわば、一粒で二度美味しい、
といったところだろうか(笑)


そしてこれこそが、
私がブログに求めていることだということも再確認した。



人によってブログの目的は様々。


単に日記代わりに使っている人もいれば、
世の中に何かを発信したくて記事を書く人も。


婚外恋愛中の方々のブログの多くは
どこにも吐き出せない辛さや喜びを綴ることが目的だろう。


特に悩みについては、
誰にでも相談できる訳ではないからこそ、
ブログに書くことで不安や不満を解消できる利点がある。



私に限って言えば、いいことでも悪いことでも
書くという行為によって
その気分が増幅されるようだ。


今回は、デートの思い出を詳細に書いたことで
より幸せ感が増えた。


その逆にネガティブな思いを書くと
不安や不満が解消されるどころか
さらにマイナスの気持ちに拍車がかかってしまう。



「なんとなく寂しい」
「なんとなく満たされていない」


とぼんやりとした薄雲程度に心の中に浮かんでいた
ネガティブな思いが、書く行為によって
はっきりとした黒い染みだと気が付いてしまう、
という感じだろうか。



また私は時折
自分の書いたものを読み直すことがある。


ブログに限らず、
トシとのLINEのやり取りやメールも同じく。


この時も、ネガティブな文を目にすると
当時のモヤモヤした気持ちを思い出し、
イヤな気分になってしまうのだ。


済んでしまった過去の出来事のせいで
またネガティブな気分になるなんて
本当にムダで勿体ないことだ。



だから私は、文字に残すことは
なるべく幸せで明るい、
ポジティブな内容にしようと心がけている。


トシとの間に起こった出来事は
できることなら全てバラ色の思い出であって欲しいから。


そしてそのバラ色の思い出を後から振り返ったときに、
幸福感がさらに上書きされるとしたら
こんな幸せなことはないと思う。