かすみ草の恋

アラフィフの今、出逢ってしまった運命の人。
お互い家庭がありながらも、最後の恋人として大切に愛を育んでいます。

一週間ぶりの電話

さっき、トシ(彼)から電話があった。


先週の金曜以来だから、一週間ぶり。


(正確には6日ぶりだけど、キリがいいから一週間ぶりにしておこう(笑))


トシは出張先からの帰り道、

運転しながらだったから、

30分近くおしゃべりできた。


先月の中頃に会って以来、

トシの仕事が多忙なんてレベルじゃないくらい激務になってしまい、

会えない状態が続いている。


どう考えてもデートの時間を作り出すのはムリって分かっているから、

会いたいなんてワガママは言えない。


ここはグッと我慢!

と自分に言い聞かせてるけど、

寂しい気持ちは募るばかり。


さっきの電話で一週間ぶりに聞いたトシの声は、

そんな私の気持ちをふんわりと和らげてくれた。


話題は体調のこととか、

トシの過去の武勇伝とか、

お墓まいりとか、

家計管理とか、

およそ色っぽい話題とはかけ離れていたけれど(笑)


でも、それが私たちらしい。


お互いの声を聞いて笑っていられたら

それが幸せ。


付き合い始めの頃、

「電話は苦手だからあまりしないし、

してもそんな長くは話さない」

と言ってたトシ。


でも、今では週に2、3回は、

声を聞かせてくれる。


場合によっては一日に2回、

電話してくれることも。


「かすみがいつも笑っててくれるから、

電話すると元気になれる」


いつでも笑って幸せでいること。


それが激務を頑張るトシのために、

私にできる一番のことだと思う。