かすみ草の恋

アラフィフの今、出逢ってしまった運命の人。
お互い家庭がありながらも、最後の恋人として大切に愛を育んでいます。

男役と娘役

先日、「王子様と王様」というタイトルで
男性を2タイプに分けた分析をしてみた。


その記事を読んでリブログして下さったり、
ご自身のブログでも取り上げて下さる方もあり、
大変光栄に思った。


お顔も知らない方々だけれど、
このようにあるテーマに沿って意見を言い合うと、
ある種のディベートをしているような感じがして
とても面白い。



さて、男性だけ分析するのも申し訳ないので、
今回は女性を2タイプに分けてみよう。


最初は、「王子様と王様」に対応して
「お姫様と女王様」にしようかと思った。


が、どうもそれだとしっくり来ない気がする。


そこで思いついたのが、宝塚の「男役と娘役」だ。



女性の「こうであって欲しい」
という男性の理想像を具現化した男役は、
言わずと知れた宝塚の花形スター。


ベルバラのオスカル、
と言えば宝塚を知らない方でも
イメージし易いかもしれない。



この「男役タイプ」は、
基本的にサバサバしていて姉御肌。


チャレンジ精神、好奇心共に旺盛で
男性顔負けにバリバリ仕事をこなす。


人から頼まれるとつい何でも引き受けてしまう
お人好しで面倒見がいい部分もある。


弱音を吐くことが苦手で、我慢強い。


そのため甘え下手頼り下手でもあるが、
実は人一倍甘えたいと思っている。



恋愛傾向で言えば、
自分より明らかに強い、と認める男性に
惹かれることが多い。


あるいは逆に、守ってあげたい
と思える男性に惹かれるケースも稀にある。


そんなに簡単に人を好きにならないが、
好きになったらとことん一途。


意外と簡単に彼色に染まり、
相手に尽くしてしまうのも、
男役タイプの特徴だろう。



一方「娘役タイプ」は、
綺麗なドレスを優雅に着こなし、
穏やかな微笑みを絶やさないイメージ。


ふんわりとした優しい雰囲気、
あるいはパッと人目を惹く
華やかな雰囲気の人が多い。



人を立てることが上手で、
決して出しゃばることはしない。


そっと相手のサポートに回ることができる
いわゆる縁の下の力持ちタイプだ。


当然、甘え上手でもある。


頼んでもいないのに、八百屋のおじさんに
リンゴを一個オマケにもらえるような人は、
完全に「娘役」タイプだろう。



恋愛においても、相手に上手に甘えられるので、
男性からは目の中に入れても痛くないほど
可愛がられる。


多少のワガママも受け入れてもらえるし、
相手の男性から尽くされることが多い。


反面、構ってちゃんでもあるので、
少しでも連絡が途絶えたり相手の態度が素っ気ないと
不安のどん底に突き落とされる。


言葉での愛情の確認に重きを置くのも、
こちらのタイプだと思う。



私は基本は、男役度8割:娘役度2割、
といった感じ。


よく「女にしておくのは勿体ない」
とか「男前だね!」と言われるのは、
普段は男役の面を前面に押し出しているからだろう。


(女としてこれは褒められているのかどうか、
という疑問は残るけれど…(笑))


トシに対して言えば、娘役度がもう少しアップし
7:3、いや、6.5:2.5くらいかも?!


トシと一緒にいると、女の面が否が応でも
引き出されるからだ。



男役、娘役、どちらがいい悪いということでもない。


また、誰しもがどちらの面も持っているし、
状況や付き合う相手に寄っても
割合が変わることもあるかもしれない。


自分の基本的性質がどうなのか、
またパートナーから見てどう思われているのか。


相手の「王子度」「王様度」と合わせて考えてみると
面白いのではないか、と思う。