日常バンザイ!
長い長い冬休み、
からの三連休もようやく終わり、
日常が戻って来た。
家族全員を送り出した後、
丁寧に淹れたコーヒーを飲みながら、
シーンとした静けさを心から堪能する。
なんて平和、そして自由!
これぞ私の求めている日常だ。
そして、昨日の朝、
待ちに待ったトシからの電話があった。
年末年始もトシは元旦以外仕事だったようなので、
電話するチャンスがなかった訳ではない。
でも私の方が家族との行動時間が多く、
タイミングが合わなかった。
最後に電話をしたのは
年末デートの翌日だったので、
10日もトシの声を聞いていなかったことに。
年末年始もLINEで連絡は取り合っていたけれど、
やっぱり直に話をする方がずっとずっと嬉しい。
T:「明けましておめでとうございます!」
K:「あ、そっか、話すのは今年初だもんね。
明けましておめでとうございます♪」
久しぶりに聞くトシの声が、
ちょっぴりくすぐったい。
T:「なんだか久しぶりで、照れるね。」
声を聞くだけでドキドキしているのは
私だけだと思っていたから、ビックリ。
と同時に、トシも私の声を聞いて
くすぐったくて甘い気持ちになってくれているのかな、
と嬉しくなる。
その後はすぐに調子を取り戻し、
いつものように他愛のない話をして、
二人で大笑いして。
T:「ホント、かすみとしゃべってると楽しいよ。
こんなに何でも思ったこと言える相手は、
他にはいない。」
K:「うん、私も!
電話でこんな風に大笑いするのは、トシとだけ。」
T:「オレ今まで、
どうでもいいようなおしゃべりのために
電話するなんて、
時間の無駄としか思ってなかった。
でも、かすみにはなぜか電話したくなるんだ。」
つまり、トシの日常の中に
私との電話が組み込まれている、
ということだろう。
K:「嬉しい♪
でも、どうでもいいおしゃべりじゃなくて
たまには甘い言葉を囁いてくれてもいいよ(笑)」
T:「それは会った時のお楽しみ♪」
毎日側にいなくても、
トシと私の日常は、確実に繋がっている。
それを確信した、今年の初電話だった。
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