かすみ草の恋

アラフィフの今、出逢ってしまった運命の人。
お互い家庭がありながらも、最後の恋人として大切に愛を育んでいます。

日常バンザイ!

長い長い冬休み、
からの三連休もようやく終わり、
日常が戻って来た。


家族全員を送り出した後、
丁寧に淹れたコーヒーを飲みながら、
シーンとした静けさを心から堪能する。


なんて平和、そして自由!


これぞ私の求めている日常だ。



そして、昨日の朝、
待ちに待ったトシからの電話があった。


年末年始もトシは元旦以外仕事だったようなので、
電話するチャンスがなかった訳ではない。


でも私の方が家族との行動時間が多く、
タイミングが合わなかった。


最後に電話をしたのは
年末デートの翌日だったので、
10日もトシの声を聞いていなかったことに。


年末年始もLINEで連絡は取り合っていたけれど、
やっぱり直に話をする方がずっとずっと嬉しい。



T:「明けましておめでとうございます!」


K:「あ、そっか、話すのは今年初だもんね。
明けましておめでとうございます♪」


久しぶりに聞くトシの声が、
ちょっぴりくすぐったい。


T:「なんだか久しぶりで、照れるね。」


声を聞くだけでドキドキしているのは
私だけだと思っていたから、ビックリ。


と同時に、トシも私の声を聞いて
くすぐったくて甘い気持ちになってくれているのかな、
と嬉しくなる。



その後はすぐに調子を取り戻し、
いつものように他愛のない話をして、
二人で大笑いして。


T:「ホント、かすみとしゃべってると楽しいよ。
こんなに何でも思ったこと言える相手は、
他にはいない。」


K:「うん、私も!
電話でこんな風に大笑いするのは、トシとだけ。」


T:「オレ今まで、
どうでもいいようなおしゃべりのために
電話するなんて、
時間の無駄としか思ってなかった。


でも、かすみにはなぜか電話したくなるんだ。」


つまり、トシの日常の中に
私との電話が組み込まれている、
ということだろう。



K:「嬉しい♪
でも、どうでもいいおしゃべりじゃなくて
たまには甘い言葉を囁いてくれてもいいよ(笑)」


T:「それは会った時のお楽しみ♪」



毎日側にいなくても、
トシと私の日常は、確実に繋がっている。


それを確信した、今年の初電話だった。